ABOUT COMECOME

私たちについて

私たちは、一人ひとりの「伝えたい」が置き去りにされない社会を目指しています。 声、文字、テクノロジー、人の支援。 方法を一つに決めるのではなく、その人に合ったコミュニケーションを考え続けます。

人の発話を音声・AI技術で解析し、伝えたい意味へつなぐカムカムのコミュニケーション技術

伝える側と、受け取る側。そのあいだにある課題を見る。

伝えたいことがあるのに、うまく伝わらない。 相手も分かりたいと思っているのに、受け取ることができない。 コミュニケーションの難しさは、ときに人と人との間に大きな距離をつくります。

カムカムは、その距離を小さくするために生まれました。 既にある方法に人を合わせるのではなく、その人の状況や伝え方を起点に、必要な方法を考える。 それが、私たちの出発点です。

人を技術に合わせるのではなく、人に技術を合わせる。

新しい技術をつくること自体が目的ではありません。 実際に使う人の生活や困りごとから考え、技術を必要なかたちへ変えていくことを大切にしています。

01

一人ひとりから考える

同じ障害や病気であっても、困りごとや伝え方は一人ひとり違います。 平均ではなく、その人から考えます。

02

できない理由で終わらせない

今の技術で難しいことにも向き合い、研究し、試し、別の方法を探します。 選択肢を増やすことをあきらめません。

03

使われるところまで考える

技術やプロダクトは、必要とする人に届き、実際の生活の中で使われるところまで考えます。

私たちカムカムの原点には、私自身の家族との経験があります。

父は、多系統萎縮症という難病を患い、病気の進行とともに構音障害が現れました。 次第にろれつが回りにくくなり、声は小さく、かすれ、言葉を聞き取ることが難しくなっていきました。

何度も聞き返しても分からない。父は確かに何かを伝えようとしているのに、それを受け取ることができない。 病気のために手の力も弱くなり、紙に書いてもらうことさえ簡単ではありませんでした。

そして私は、ときには分かったふりをしてしまったこともあります。

父の言いたいことを、もっと分かってあげたかった。

その思いから生まれたのが、コミュニケーション支援アプリ「こえポン」です。

当初、アプリの開発は他社に依頼していました。しかし、完成を待たずに父は亡くなりました。 その経験から、大切なものを自分の手で形にできるようになりたいと考え、私は一からアプリ開発を学び始めました。

そこからカムカムの取り組みは、少しずつ広がってきました。

コミュニケーションを助けるプロダクトをつくること。声を残し、未来のコミュニケーションにつなげること。 医療や支援の場で、伝えること・受け取ることを支えること。 そして現在は、既存の音声認識では十分に扱うことが難しい発話にも向き合い、 AIや音声技術を活用した研究開発にも取り組んでいます。

技術は大きく進歩しています。それでも、その技術からこぼれてしまう人がいます。

私たちは、技術の都合に人を合わせるのではなく、 一人ひとりの状況や伝え方に合わせて技術を変えていきたいと考えています。

声が出しづらくても、言葉が聞き取られにくくても、伝えることに時間がかかっても、 その人の「伝えたい」が置き去りにされないこと。

そして、研究や技術をつくるだけで終わらせず、本当に必要とする人のところまで届けること。

父にしてあげられなかったことを、今困っている誰かのために。

カムカムはこれからも、一人ひとりの「伝えたい」に向き合い、 コミュニケーションをあきらめなくていい社会をつくっていきます。

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